胸ポケットにスマートフォン 知人から心配される
十数年ぶりに知人と再会した。そのときに、メッセージをバイブレーションで知らせるマナーモードにスマートフォンを設定して、胸ポケットに入れておいた。
少しぶっ飛んだところはあるが、趣味の合う人だったので、以前はよく酒を飲んだものだ。よもやま話に花が咲く。
共通の知人の話をしているところで、メッセージが届きスマートフォンが振動した。スマートフォンの存在を忘れていたため、思わず呻きながら胸を押さえてしまった。
すると知人が「救急車を呼びましょうか」と大慌て。「いえいえスマートフォンが振動しただけです」と事情を話すと、互いに大笑い。そうそう、こういう機転の利く人だった。
お互いにそういったことが起こりかねない年齢だ。これからは無理してでも気の合う知人と会う機会をもうけないといけない。切にそう思った。